|
インターネットショッピングでは自宅まで商品を配達してくれますのでとても便利です。しかも最近では送料を含めても近くのお店よりも安く買えることが多くなりました。私ももっぱらインターネットショッピング利用者で、書籍や事務用品をはじめ、お気に入りの「旨いもの」もインターネットショッピングで入手しています。
でも、それって環境に負荷を与えているのではないの? CO2の排出が増えてしまうのでは? そんな疑問が出てきますね。新しいライフスタイルとしてのインターネットショッピングの環境に与える影響について考えてみましょう。
【安井至のエコミシュラン】第3回では「インターネット通販──居住地域と宅配の梱包で明暗 環境負荷の削減は限定的か」とされています。ただ私の住むような田舎ではインターネットショッピングはなかなか良いところにあるようです。
実際、自分の日常の消費行動をみると、何を買うにも車を利用しますし、例えば本を買おうとすれば、片道2時間掛けて大きな町の大きな書店まで出かけなければなりません。近くにも本屋があることにはありますが、専門的な書籍は置いてありませんし、注文しても取り寄せるまでに1ヶ月以上も掛かってしまいます。まあ、それで、書籍はほとんどインターネットショッピングになりますし、環境負荷も少ないだろうと考えています。
宅配便のエネルギー消費は、店舗への商品搬送よりも大きいでしょうが、自宅から店舗までの移動エネルギーを加えると、田舎では大差は無いようです。ただ、インターネットショッピングでは個別の商品を小さなロットで梱包することになりますので、確かに勿体無いような気がします。
環境負荷と言うところでは、現状ではちょっと不利なインターネットショッピングですが、ショッピングに要する時間や手間が勿体無い、それに実際にインターネットショッピングでの価格が安いことを考えれば、これからも利用は増えるのでしょう。それだけに環境負荷軽減への取り組みが重要な課題といえますね。
ところで、このサイトで取り扱っている「全国の旨いもの」は近くのお店ではほとんど手に入りませんので、その意味ではインターネットショッピングの目的が通常のショッピングとは少し違い、擬似旅行のような気分もありますので、環境負荷の議論の外にあるのかもしれません。
参考文献:Energy Use in Sales and Distribution via E-Commerce and Conventional Retail A Case Study of the Japanese Book Sector Eric Williams and Takashi Tagami (ournal of Industrial Ecology, Volume 6, Issue 2 (p 99-114))
|