
こんにちは
とれさ農園代表の成光です。
病気や害虫も少なく、ブラックベリーは栽培しやすいので、お庭で栽培されている方も多いのではないですか?
せっかくですので、ブラックベリーでジャムを作りたいところですが、お客様から「作ってみたけれどあまり美味しくなかった」、「とれさ農園のジャムのようにはならない」とお聞きすることが意外と多いのです。

それはとっても勿体ないことので、あなたにだけ特別に、ご家庭でできる美味しいブッラクベリー・ジャムの作り方を公開しますね。
原料のブラックベリーの収穫時期はもう過ぎてしまいましたが、冷凍保存しておいたものがあればできますよ。


出来上がりのタイミングを測るひとつの方法として、コップの水に一滴落としてみる方法があります。水に落ちてもバラけないようになれば、出来上がりです。この状態で糖度は60%~65%になります。
【ペクチンと糖と酸】
ジャムは、ペクチンと糖と酸の相互作用で固まります。糖度は60%以上は必要と言われています。また、酸を補強するために、レモン果汁やクエン酸が使われることがありますが、ブッラクベリーには酸がたっぷり含まれいるので、レモン果汁を添加する必要はありません。
【長期の保存方法】
出来上がりのジャムは、糖度も酸度も高いので、保存性は高いのですが、長期に保存したい場合は、ビン詰がお勧めです。ジャム用の保存ビンが市販されています。蓋はツイストキャップ(セーフティボタン付)がお奨めです。
購入したビンは使用前に必ず洗浄します。火傷防止のために必ず厚手のゴム手袋をして、作業を行います。
- あらかじめ温めたジャム瓶へ熱いジャムを内容量の90%程度 入れます。
- まずは、脱気作業です。一旦キャップを閉めて、1~2分後に、キャップを緩め内部の空気を逃がし、直ちにキャップをしっかり締めるます。これで、脱気作業は終わりです。
- 続いて、殺菌処理を行います。ビンを入れたときに、お湯の量がビンの半分以上に来るように読お湯を沸かし、ビンを入れて鍋の蓋をして、30分加熱後に取り出します。キャップの部分を水没させてはいけません。キャップの劣化の原因になります。
- 手で触れるまで温度が下がったら、ビンの外側を水で洗います。
ビンは傷がなければ再利用できますが、キャップの再利用はやめましょう。